犬の老化予防策

犬の老齢期と老化は、関連が薄い

犬は、事故や大きな病気罹患が無ければ、小型犬で平均16~18年、中型犬で14~16年、大型犬で11~13年は生きてくれます。
老齢期は、人間換算で60歳として、小型犬では11歳、中型犬では10歳、大型犬では8歳といったところでしょう。

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ただし、犬の老齢期と老化は、関連が薄いと断言出来ます。

7年前に虹の橋を渡った私のプードルは、16歳まで走り、17歳まで歩いていました。
私の知人で秋田県のゴールデンレトリバーは、13歳で距離は少し短くなりましたが、特に冬は雪のなかでも、毎日2時間の散歩をこなしています。

反面、私の知人で東京都内のチワワは、太り過ぎにより7歳で歩けなくなってしまいました。
要は、あなたの飼育次第、ということです。

老化(現象)とは?

大半のケースで、まず足が老化します。
事故やストレスなど、ちょっとしたきっかけで歩かなくなり、常に動かないことにより足の骨・関節・筋肉が退化します。

その後、飼主を理解出来なくなったり、徘徊や物にぶつかるなどの認知症、嘔吐・下痢・呼吸異常などの内臓疾患を引き起こし、最後は亡くなってしまいます。
獣医学的見解では無く、あくまで私の個人的意見ですが、骨・関節・筋肉の退化が脳に影響して、認知症や内臓疾患等を引き起こすと思っています。

犬の老化は、少しでも遅くしたい

犬の老化は、遅かれ早かれ、必ずやってきます。覚悟は必要です。
ただ、あなたと犬の努力で、少しでも遅くすることは出来ます。私の場合は、亡くなる前1年弱だけでした。
具体的な予防策は、日々の散歩と運動、食事の改善と、事故の予防です。

もちろん犬の老化は、少しでも遅いほうが良いですよね。
その理由は、

1)長期間、あなたの犬の健康を保つことが出来る
運動・食事の改善・事故の予防は、あなたの犬の健康を保つ最良の方法です。

2)健康を保っている期間は、文化的な暮らしを営むことが出来る
あなたの犬の健康を保つことが出来ていれば、結果として子犬・若犬・成犬期と同様、不自由の無い暮らしを営むことが出来ますね。

3)その結果として、あなたと犬に幸福をもたらしてくれる
犬が文化的な暮らしを営むことが出来るということは、結果としてあなたと犬に幸福をもたらしてくれますね。

からです。

それでは、具体的な予防策を、順に説明していきます。
老化現象が発生した後の対策ではなく、発生する前の予防策です。

日々の散歩と運動

ムリの無い毎日の散歩と、ドッグラン等で適切な運動を取り入れることは、骨・関節・筋肉を鍛えて、老化を遅くします。
17歳まで犬を歩かせた私の経験から言えば、3点の予防策のなかでも、特に日々の散歩と運動が大切です。
歩けないことは、犬の老化に確実に繋がってしまうからです。

よほどの悪天候で無い限り、散歩は毎日続けなければなりません。
私が住む都内では、「雨(雪)だから、今日の散歩は中止」と言われる飼主を見かけます。
これでは、梅雨の間は散歩や運動が出来なくなってしまいますし、雪国で冬の散歩は出来ませんね。

私が譲渡した秋田に住む11歳のカニンヘンダックスは、雪の中でも雪玉を付けながら元気に走り回っています。
健康な犬は、あなたとの散歩を楽しみにしています。また日々の散歩は、ストレス解消という相乗効果があることもわかっています。
台風やドカ雪等よほどの悪天候で無い限り、レインコートを着て外出し、帰ったら濡れた被毛をタオルとドライヤーで乾かしてあげればOKです。

ムリの無い毎日の散歩とは、天候ではなく、量(散歩の距離と時間)です。

食事の改善

最近、オールステージというジャンルのドッグフードを販売しているメーカーを見かけます。
子犬から老犬までひとつのドッグフードで、という戦略ですが、犬のことを全く考えていないと言わざるを得ません。
ブリーダーの犬舎で働いてきた私に言わせれば、『もってのほか!』(有り得ないこと)です。

子犬には、成長のための豊富な栄養が必要です。成犬には、体格を維持する栄養を確保して満腹感を与えつつ、太り過ぎない注意が必要です。
老犬には、主に骨・関節・筋肉の機能を維持しつつ、カロリーを抑えて、特に内臓に過度な刺激を与えない配慮が必要です。
犬に与えるドッグフードは、時期により異なる必要があります。

万が一、あなたがオールステージや老犬に合わない栄養構成のドッグフードを与えている場合は、早急に良質なドッグフードに変えてください。

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事故の予防

ちょっとしたきっかけで歩かなくなることにより、あなたの犬の老化は始まります。
落下や交通事故による骨折・捻挫などのケガは、一時的に歩けなくなってしまうことにより、老化の大きなきっかけになってしまいます。

高所からの飛び降り、逆にフェンスを乗り越えようとするジャンプには、注意が必要です。
私の地元でも見かけますが、ノーリードでの散歩は、もってのほかです。犬の突発的な行動による交通事故を、抑止することが出来ません。

あなたが犬を抱き上げたときも、絶対に落とさないように注意してください。

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