犬のお仕事の種類(働くワンちゃん)

盲導犬や警察犬など、お仕事で世の中の役に立っている犬は、多数存在しています。
このページでは、犬が従事している主なお仕事を紹介します。
※猟犬、闘犬、競走犬も厳密にいえば働くワンちゃんですが、嗜好性が強いお仕事と考えられますので、ここでは除きます。

盲導犬

目の不自由な方々の日常生活を、支援する訓練を受けた犬です。
従事している主な犬種は、ラブラドールレトリバー、ゴールデンレトリバー、ジャーマンシェパードです。

盲導犬の主なお仕事は、以下の2点です。
1.移動の支援
道路の端を歩く、障害物を回避する、目標に誘導する、等々
2.精神的な支援
生活を共にして、目の不自由な飼主の方の心の支えになる

白か黄色のハーネスを着けている盲導犬は、お仕事中です。
声をかけたり、撫でたり等の行為は、絶対に止めてください。

盲導犬は、1歳頃から約1年間、全国の盲導犬育成協会で訓練を受け、合格した犬のみ10歳頃まで活躍します。
盲導犬を育てるためには、多額の費用が必要です。費用の大半は、募金で賄われています。
私達は、募金や、繁殖犬・パピー・引退犬を世話するボランティアとして、お手伝いすることができます。

聴導犬

聴覚障害の方の日常生活を、支援する訓練を受けた犬です。
多くの小型~中型犬が、活躍しています。

聴導犬の主なお仕事は、呼び鈴・電話・目覚まし時計・火災報知器・自動車のクラクション等の生活音を、飼主の方へ知らせることです。
また盲導犬と同様に、生活を共にすることによって、飼主の方の心の支えになります。

聴導犬と大きく書かれたオレンジのウエアを着けている聴導犬は、お仕事中です。
声をかけたり、撫でたり等の行為は、絶対に止めてください。

大半の聴導犬は、動物保護団体等に保護された子犬~若犬のなかから選ばれた保護犬です。
ふたたび人間を信頼出来るようになるまでボランティアの方が育て治した後、半年程度、日本聴導犬協会で訓練を受けて、合格した犬のみ活躍します。

聴導犬を育てるためには、多額の費用が必要です。費用の大半は、募金で賄われています。
私達は、募金や、候補犬の子犬~若犬・引退犬を世話するボランティアとして、お手伝いすることができます。

介助犬

手足が不自由な方の日常生活を、支援する訓練を受けた犬です。
ある程度の体格と体力が必要ですので、主に、ラブラドールレトリバー・ゴールデンレトリバーなどの大型犬が活躍しています。

介助犬の主なお仕事は、ドアの開閉、落とした物を拾う、指示した物を探して持ってくる、起立・歩行補助、車椅子の牽引などです。
また盲導犬と同様に、生活を共にすることによって、飼主の方の心の支えになります。

介助犬と大きく書かれた黄色のウエアを着けている介助犬は、お仕事中です。
声をかけたり、撫でたり等の行為は、絶対に止めてください。

介助犬は、1歳頃から約1年間、介助犬訓練センターで訓練を受け、合格した犬のみ介助犬として活躍します。
介助犬を育てるためには、多額の費用が必要です。費用の大半は、募金で賄われています。
私達は、募金や、繁殖犬・パピー・引退犬を世話するボランティアとして、お手伝いすることができます。

身体障害者補助犬法では、盲導犬・聴導犬・介助犬が、病院・デパート・スーパー・ホテル・飲食など不特定多数の方が利用する民間・公共施設や、電車・バス・タクシーなどの公共交通機関へ同伴することを拒んではならない、と定められています。

警察犬

人間の1億倍といわれる犬の優れた嗅覚を利用して、臭気や遺留品等から、犯罪者・行方不明者・遭難者を捜索・特定・確保する訓練を受けた犬です。
警視庁と各県警で直轄管理されている犬と、試験に合格した民間の嘱託犬が存在します。比率は、嘱託犬が圧倒的に多数です。

日本警察犬協会が、警察犬に適していると指定した犬種は、
1.ジャーマンシェパード
2.ラブラドールレトリバー
3.ゴールデンレトリバー
4.ドーベルマン
5.コリー
6.エアデールテリア
7.ボクサー
の7犬種です。いずれも、捜索に耐えられる忍耐力と体力を持った犬種です。
ただ嘱託犬のなかには、トイプードルやチワワなど指定外の犬種も、少数ですが存在します。

災害救助犬

警察犬と同様に犬の優れた嗅覚を利用して、災害に遭った方を救助する訓練を受けた犬です。
体力がある大型犬は、山岳地など高低差がある場所で活躍できます。また小型犬は、地震などで崩壊したガレキの隙間に入って捜索することができます。
災害救助犬は、犬種・体格を問わず、多くの犬が活躍しています。

犬の飼主には血統書の発行で縁があるJKC(ジャパンケネルクラブ)が、全国で災害救助犬育成訓練所を運営しています。
ここで、人を探す、見つけて吠える、という基本的な訓練を積み重ねて、年1回の認定試験に合格すると、晴れて災害救助犬としてデビューできます。
犬の適性により、地震救助犬・山岳救助犬・水難救助犬に分かれて活躍しています。

麻薬探知犬

警察犬と同様に犬の優れた嗅覚を利用して、麻薬類の僅かな臭いを嗅ぎ分けるように、訓練を受けた犬です。
主に、ジャーマンシェパードとラブラドールレトリバーが活躍しています。

麻薬探知犬は、全国の税関が管理しています。
約4ヵ月の厳しい訓練を経て、認定試験に合格した犬達が、全国の空港・港・国際郵便局などで活躍しています。

麻薬探知犬は、8歳を目安に引退します。
引退後は、常に行動を共にしたハンドラ-の方と、余生を過ごすケースが多いようです。

セラピードッグ

病院や高齢者施設などで、入所者に精神的な安らぎを与える犬です。
動物介在療法は、医療の一環として行われています。

保護犬から家庭犬まで、また、大型犬から小型犬まで、どのような犬種でもセラピードッグになることができます。
ただ、セラピードッグになるには、施設内での行動や、対象者との接し方などの訓練を受けなければなりません。

国際セラピードッグ協会や各地のNPOでは、セラピードッグの訓練や施設への派遣を行っています。
施設訪問の他、在宅患者への訪問や施設自体でセラピードッグを飼育するなど、セラピードッグの活動は多岐に渡っています。

牧畜犬(牧羊犬)

牧畜犬(牧羊犬)は、狼時代から続く自分のテリトリーや仲間を守るという習性を利用して、牧場で家畜(羊・牛・山羊など)を誘導したり、狼や熊などの外敵から守る訓練を受けた犬です。
主に、ボーダーコリー、シェルティー、ジャーマンシェパードが活躍しています。

害獣駆除犬

人間の生活に害を加える野生動物を、駆逐する訓練を受けた犬です。モンキー(猿)ドッグやベア(熊)ドッグなどが活躍しています。
特に指定された犬種はありませんが、お仕事柄、小型犬には不向きです。

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