犬の健康診断は、動物病院をうまく利用しよう

犬に定期的な健康診断は必要か?

あなたの犬の定期的な健康診断は、もちろん必要です。
野生時代の犬が、小動物を捕らえたり自然の植物を食べていたときは、もちろん病院での健康診断は物理的に不可能でした。

ただあなたの犬を含めて、現代の犬は、ほぼ愛玩犬化されています。
人間が作ったドッグフードを主食にして、人間に頼って生きています。

その結果、癌など、犬も人間と同様の病気にかかるようになりました。
したがって、人間と同様に、定期的な健康診断が必須になったのです。

もちろん、健康診断で誤診してしまうリスクも理解出来ますが、精密検査で大半の誤診は解決します。
あなたの犬の定期的な健康診断は、必ず受けてください。

定期的な健康診断が必要な理由は、次の3点です。

簡易な検査でも、大半の病気が発見出来るから

あなたの犬が動物病院で受ける基本的な健康診断は、次の内容です。

1.視認(見た目の)検査と体重測定
まず見た目で、結膜炎など眼球の炎症、他の部位の傷(出血)や腫れ、抜け毛、粘膜の乾燥等を見つけることが出来ます。
また、指などを注目させることにより視力・視界の異常を、歩き方を見ることにより骨や関節などの異常を見つけることが出来ます。
体重測定により、痩せ過ぎや太り過ぎがわかりますので、日常の健康管理にも役立ちます。

2.触診検査
犬の全身を触ることにより、皮膚疾患、ヘルニア、腫瘍(癌の可能性)、骨折、男の子の停留睾丸などの異常を見つけることが出来ます。

3.心音検査
聴診器を当てることにより、肺・心臓、血管・血弁などの異常を見つけることが出来ます。

4.血液検査
血液の疾患ばかりでなく、人間と同様に、癌などの大半の病気を見つけることが出来ます。
また、高コレステロールや高脂血症などもわかりますので、太り過ぎなど日常の健康管理にも役立ちます。

5.便検査
回虫や寄生虫、また出血を確認することで、胃や腸などの消化器系疾患を見つけることが出来ます。
便が正常であれば、検査は不要です。

費用は、病院により異なります。また、大半の動物保険は、正常な犬の健康診断には適用されません。
ただ、上記の基本的な検査までであれば、5,000~10,000円程度です。

基本的な検査で異常が見つかった場合は、CTや超音波等さらに精密検査を行って原因を究明したり、投薬や手術等で治療を行います。
このように、定期的な健康診断は、簡易な検査で、あなたの犬の大半の病気を発見することが出来ます。

進行性疾患を、止めることが出来るから

大半の潰瘍・癌などの進行性疾患も、触診や血液検査で見つかります。
※正確な診断には、精密な組織検査が必要です。

そして、疾患を発見出来れば、投薬や手術などの適切な処置を行って、進行を止められる可能性もあります。
進行性疾患に限らず、病気の回復には、早期発見・早期治療が大切です。

日常の健康指導を受けられるから

上記の通り、体重測定で痩せ過ぎや太り過ぎがわかります。
また血液検査で、高コレステロールや高脂血症などがわかります。

あなたの犬の状態によっては、食事療法が必要になるかも知れません。
いずれにしても、定期的な健康診断の結果により、かかりつけの先生から、日常の健康指導を受けることが出来ます。

混合ワクチン接種(抗体価検査)と同時受診を

既往症や高齢犬などの一部の例外を除き、どの仔も年1回は、混合ワクチン接種か抗体価検査で、かかりつけ病院のお世話になっています。
あなたの犬の定期的な健康診断をこの機会に同時受診しておけば、年1回確実に受診することが出来て、別の機会にわざわざ病院へ行かなくても済みます。

犬は、基本的に病院が嫌いです。
子犬期に、痛いワクチンの注射を受けていて、病院の臭いを嫌な経験として記憶しているからです。

あなたの犬の健康状態が良好であれば、健康診断は年1回程度で充分です。
年1回の混合ワクチン接種(抗体価検査)と同時に、必ず健康診断を受け、あなたの犬が嫌いな病院へ行く機会を減らしてあげてください。

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