犬の「おすわり まて ふせ」のしつけ方

おすわり、まて、ふせ、といった声を掛けるしつけは、犬の突発的な行動を抑制して、あなたに従わせる効果があります。

★しつける際の注意点
1.しつける時間は、個体差はあるものの1回あたり15~20分が限界と考えてください。
2.オヤツを与え過ぎないように、注意してください。あなたの犬が大好きなおもちゃでも、代用出来ます。

おすわり

おすわりは、声かけのしつけの基本です。私の感覚では、一番簡単に入ります。犬の重心を、最大限利用して、自然にしつけられるからです。

まて以降のしつけを行う前に、まず、おすわりを躾けてください。

しつけにオヤツを使う場合は、カリカリフードを支障無く食べられるようになってから、始めてください。

1)まず、手からオヤツを与える。

犬があなたや家族にある程度慣れた時点で、ご褒美のオヤツ(食い付きが良い犬はドッグフード2~3粒でOK)を手に入れて、鼻先に近付けてから与えます。

これを数回繰り返し、オヤツが手のなかにあることを認識させます。

2)オヤツを持った手を、相当高い位置へ上げる。

次に、オヤツを持った手を犬の視線よりも相当高い位置へ上げます。そうすると犬は、ご褒美につられて上を向きます。

犬の重心は腰にありますので、自然にお尻が下がり、おすわりの状態になります。

3)キチンとおすわりが出来たら、手のなかのオヤツを与えて褒める。

ボディータッチと大きな声で大げさに褒めて、手のなかのオヤツを与えます。

これを数回繰り返し、おすわりをするとご褒美のオヤツがもらえると認識させます。

4)おすわりの声かけで指示する。

次に、「おすわり!」と声をかけながらオヤツを持った手を高い位置へ上げ、おすわりが出来たら大げさに褒めてオヤツを与えます。

これを数回繰り返し、「おすわり!」の声がかかったらおすわりをすると、ご褒美のオヤツがもらえると認識させます。

5)最後に、オヤツの回数を減らす。

オヤツを徐々に減らして、「おすわり!」の声かけだけでおすわりが出来るように、練習してください。

まて

犬が理解できる程度の大きな声を、最大限利用して躾けます。

1)まず、おすわりを指示して、そっと1歩だけ離れてみる。

犬が動かずにじっと待っていたら、すぐに戻ってボディータッチで大げさに褒めて、オヤツを与えてください。

出来ればこの時点で、2歩、3歩と、離れる距離を徐々に伸ばしてみてください。

重要な点は、犬が動いてしまっても絶対に叱らない、焦ってしつけないことです。犬が動いたら叱ってしまうと、逆効果になることがあります。

2)次に、犬が理解できる程度の大きな声で、「まて!」と言いながら1歩離れてみる。

犬が動かずにじっと待っていたら、すぐに戻ってボディータッチで大げさに褒めて、オヤツを与えてください。

また、2歩、3歩と、離れる距離を徐々に伸ばしてみてください。

これを数回繰り返し、「まて!」の声がかかったらじっとして動かないと、オヤツがもらえると認識させます。

3)最後に、「ヨシ!」で犬を誘い、まての指示を解除する。

数回繰り返して、「ヨシ!」と声がかかれば、飼主に近付いても良いと認識させます。

オヤツの回数を徐々に減らしたり、待たせる時間をバラバラにして躾けていくと、オヤツ無しでも「まて!」を持続出来るようになります。

また躾けの時間や場所を変えることにより、いつでも何処でも「まて!」が出来るようになります。

ふせ

おすわりと、オヤツを持った手の上下を逆にして躾けます。

1)まず、おすわりを指示して、オヤツを持った手を犬の視線よりも相当低い位置へ下げる。

犬は下を向き、自然に地面へ胸を付けて、ふせの状態になります。ふせが出来たら、ボディータッチで大げさに褒めて、オヤツを与えてください。

これを数回繰り返し、伏せるとオヤツがもらえると認識させます。

2)次に、おすわりやまてと同様に、犬が理解できる程度の大きな声で「ふせ」と言いながらオヤツで誘導する。

ふせが出来たら、ボディータッチで大げさに褒めてオヤツを与えます。

これを数回繰り返し、「ふせ!」の声がかかったら伏せると、オヤツがもらえると認識させます。

オヤツの回数を徐々に減らしたり、しつけの時間や場所を変えることによって、オヤツ無しで、いつでも何処でもふせが出来るようになります。

まとめ

1.おすわりとふせの躾け方の違いは、犬の視線の上向きを下向きに変えてあげるだけ。

2.キチンと出来たら、ボディータッチと大きい声で大げさに褒めてあげる。

3.まての躾けは、辛抱強く。

といったところです。

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