適切な犬の飼育環境とは?(よりベターな犬のお部屋創り)

犬をあなたのお家にお迎えするにあたって、どのような環境(お部屋)を整えてあげれば良いか?
もちろん、犬種や体格によっても異なります。

北国がルーツの仔と南国の仔では、最適な温度も異なるでしょう。
また、被毛の量(ロング/スムース)によっても、犬が感じる体感温度は異なるはずですね。
室内飼育が必須の犬種も多いですし、物理的に室外飼育しか考えられない犬種も存在します。

ここでは、あなたの犬のお部屋の創り方について、できるだけ判りやすく説明します。

室外飼育

犬の室外飼育は、汚れやダニ・ノミなどの付着に気付きにくかったり、あなたの目が行き届かないことにより躾けが難しいなどのデメリットがあります。
このように、特に衛生面や躾けの面から、基本は室内飼育です。

ただ、セントバーナード・秋田犬などの超大型犬種の室内飼育は、物理的にムリがあります。
また、ドーベルマン・ボクサー・土佐犬など軍用犬や闘犬に使われる犬種も、本来持っている犬種特性(豊富な闘争本能)から、室内飼育は困難です。
※これらの犬種でも、子犬期は室内飼育で、基本的な躾けを施します。

室外飼育の方法についてですが、例えば、あなたの犬をお庭の杭にリードで繋いでおくだけ、といったスタイルはダメです。
ダニ・ノミは付き放題、行動範囲が限定されてしまうことでストレスは溜まって、無駄吠えやトイレの躾けはほぼ不可能でしょう。

まず最低限、雨風を凌げる犬小屋と、トイレは創ってあげてください。
あなたの犬は、自分の巣があることで、ストレスをかなり低減することができます。
許容範囲は自由に行動させて、その外側への逃走を予防するために、犬が越えられない高さの柵と出入用のドアを設けます。

室内飼育と同様に、あなたの犬の体格に合わせた大きめの屋根付きケージを創ってあげることができればよりベターです。
ケージ内の地面は、お手入れが可能なマットがベストですが、屋根付きであれば(地面温度が上がり難いので)コンクリートでもOKです。

もちろん、ブラッシング・シャンプーなどの定期的なお手入れと、あなたの犬に合った運動・遊び・躾けは、室外飼育のデメリットを低減するためにも必須です。

室内飼育

ケージは必要か?

結論から言えば、100%必要です。
まずケージは、あなたの犬にとって、自分の巣(専用エリア)になります。
自分の巣ですから、ストレスを解消して、安心して熟睡できる場所になります。
またケージは、お迎え当初は、トイレの躾けを確実に助けます。

犬は、決して友達にはなり得ません。家族として、あなたが犬を守り、犬はあなたに守られる主従の関係になります。
主従の関係ですから、従の犬は、常に主のあなたに気を配っています。

よく「愛犬は、私のベッドで一緒に寝る」と言われる飼主の方がいますが、犬の立場から見ればどうでしょうか?
繰り返しますが、犬は、決して友達にはなり得ません。常に従の立場の犬は、
1.主人の指示だから仕方ない
2.寝返りなど、熟睡の邪魔にならないか
と考えて、ストレスの負荷を増やしてしまいますね。

また、犬はおしっこの臭いでトイレを憶えます。狭いケージ内にトイレがあれば、すぐに憶えられます。
あなたの犬にとって、ケージが必要な理由は、これで明白ですね。

ベストな床材は?

結論から言えば、ゴム製か毛足の短いタイルカーペットです。
メリットが多く、デメリットは少ないからです。

メリット
1.犬の活動範囲に自由に敷くことができて、増減や交換が簡単
2.犬がすべらない
3.安価

◇デメリット
1.臭いや汚れ(よだれやおしっこなど)が染み込みやすい⇒交換すればすぐに解決!

といったところです。

室温調整の方法は?

もちろん、雪国にルーツがある犬種と南国にある犬種では、適切な室温は異なります。
ただ、犬は一般的に寒さに強く、暑さに弱い動物です。この基本から、室温を設定すべきです。

室温調整は、エアコンが基本です。
犬には、汗腺がありません。人間のように、汗で体温調整が出来ませんので、犬にとって夏の扇風機は無意味です。
また、冬のストーブ・こたつや床暖房は、長時間使うと低温やけどの原因となり得ますので、注意が必要です。

電気代はかかりますが、室温調整には、必ずエアコンを使ってください。
犬種によって、冷暖房ともに23~27度程度が適温とされています。
冷房の補助的なペット用品として、夏の冷えマットは有効です。

間仕切り

ご家庭には、キッチンや急勾配の階段など、あなたの犬が立ち入って欲しくない場所がありますね。
ドアロックで仕切ることができれば良いですが、現実問題として、トイレ以外は厳しいと思います。

まずあなたの犬の可動域から、包丁やコードなどの危険物や、チョコレートなどの誤飲しそうな物を取り除き、そのうえで、ペット用品店でパーテーションやゲートなどの間仕切りを購入して設置します。

間仕切りは、側面からすり抜けたり、ジャンプで飛び越えられないように、幅と高さに注意が必要です。

その他の処置

壁や柱などは、家具やインテリアを置いて犬が近寄れないようにしたり、コーナーガードや猫の爪とぎシートなどで覆ったりして保護します。

電化製品などのどうしても取り除けないコードは、ケーブルカバーで保護します。

ゴミ箱は、引っ繰り返して漁らないように、フタ付きのものにします。

犬は、何でも口に入れて確認しようとします。誤飲事故を防止するため、あなたの犬の可動域から、次の物を出来る限り取り除きます。
タバコ、毛糸、輪ゴムやクリップ等の小型文房具、アクセサリー、ピアス、電池、ボタン、釣り針、縫い針、タオルや靴下等の布類、洗剤、医薬品、ティッシュ、チョコレートなどの人間用の菓子類、串、魚の骨、種子など

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