犬の散歩のしつけ(実践編)

犬が室内で歩くことに慣れてきたら、いよいよ外へ出かけましょう。

犬の散歩のしつけ(準備編)ページはこちら

必須の散歩道具を、準備・携行しましょう。

①首輪・胴輪(ハーネス)+リード

散歩へ出発する前の(慣れた室内にいる)時点で、あなたの犬にあらかじめ装着します。

②ペットボトルに入れた水

おしっこの掃除用。

③飲水+給水器または皿

水分補給用。

④トイレットペーパーまたはティッシュペーパー+うんち袋

うんちの掃除用。

⑤迷子札や鑑札(万一の際に、犬や飼主の情報を示す証明書)。

⑥ごほうび用のおやつ。(出来れば)

外の散歩に慣れさせましょう。

散歩(準備編)の3で、室内ではまったく問題なく歩くことが出来たのに、外へ出たら固まって動けなくなってしまうという内弁慶の犬もいます。

犬が固まって動けなくなってしまう主な原因は、人・車・慣れない外の空気や音などに対する恐怖ですから、徐々に慣れてもらうしかありません。

あなたが、無理矢理にリードを引っ張らないようにしましょう。

最初は犬に声をかけて、横に付いて歩いたら、すぐご褒美(オヤツ)をあげるようにします。

散歩(準備編)と同様に、外でも横に付いて歩けるように、少しずつ慣らしてください。

犬が、どうしても外で歩けないときの対策

1)最初は抱っこで犬が家からいつも見ている景色の範囲内へ連れていき、そこで地面に降ろして、家へ帰る練習をします。

出来るだけ、人や車の通行量が少なく静かな環境を選んでください。

2)自分で歩いて家へ帰ることが数回出来るようになったら、今度は、最初に家から抱っこで行った地点まで逆に歩かせ、往復とも歩けるように躾けてください。

3)家から見える地点までの往復を数回歩けるようになったら、歩く距離を徐々に伸ばしましょう。

少しずつ人や車の通行量が多い道路や公園も、散歩コースへ取り入れるようにしましょう。

散歩の時間

よく、犬の飼育書や飼育関連のサイトには、小型犬は20~30分、大型犬は2時間と書いてありますが、あくまでも目安と考えてください。

例えば、2時間歩いても平気な顔をしているチワワを私は知っていますし、ジャックラッセルテリアは小型犬でも大型犬並みの運動量が必要です。

逆に大型犬でも、病後やシニア期には30分でヘトヘトなんていうこともあります。

最初は、犬種に関係なく往路の散歩10分+公園で運動5分+復路の散歩10分から始めて、状況を見ながら少しずつ増減していくことをお勧めします。

季節によっても、犬に必要な運動量は異なります。

犬は、一般的に暑い夏は苦手で、寒い冬は得意です。夏の散歩は朝夕限定で短めに、冬の散歩は長めにお願いします。

もちろん、疲れている(ハッ、ハッといった短い呼吸をしている)ときや病後等の犬の状態や、年齢(子犬前期やシニア期は少なめに)なども考慮してあげることが必要です。

散歩の最低限のマナー

人間社会には犬が嫌いな人や、動物アレルギーの人もいるはずです。人間社会を歩く犬の散歩には、マナー(暗黙の了解事項)があります。

1)日頃から、あなたの横に付いて歩く(服従させる)訓練を、シッカリしておきましょう。

常にあなたの横に付いて歩くことは、犬の突発的な行動の予防になります。室内の訓練と同様に、犬が引っ張ったら、大きい声で「ダメ!」と言いながらリードを強く引いて首や胴へ苦痛を与え、犬が緩めたら褒めてあげる躾けを繰り返します。

2)出来るだけ、家でおしっこ・うんちの排泄を済ませて、外で排泄をさせないようにしましょう。

万一あなたの犬が外で排泄してしまった場合、おしっこはお散歩道具の水で洗い流し、うんちは拾って持ち帰りましょう。

3)絶対にリードは外さないようにしましょう。

ノーリードは、突発的な飛び出しなどの事故を予防出来ません。またお住まいの地域によっては、条例違反として処罰されることもあります。現在は、国内の大半の地域が処罰対象です。

4)拾い喰いはダメ

煙草の吸い殻やビニール片などはもちろんですが、水たまりの水も特に夏場は伝染病の原因になりますし、都会の道端の草は、除草剤がタップリ付いている場合が多いです。

5)オスワリやマテを、完全に出来るようにしておきましょう。

万一、犬が突発的な行動を取った場合でも、あなたの指示に従わせることが出来ます。

6)発情中の雌犬は、雄犬を引き寄せるので特に注意しましょう。

犬の場合、発情中の雌犬が発出するフェロモンに、雄犬が引き寄せられて交配します。

散歩のしつけのまとめ

散歩中は、

1)リードは短く、飼主の方の横に付いて歩かせる(ノーリードは論外)=服従

2)犬が引っ張ったり、他の人や犬へ吠えるなどの攻撃性を見せた場合、リードを引いて阻止したり、オスワリやマテを指示する=抑制

3)2の抑制に対してキチンと受け入れたり、他の人や犬に友好的な態度を見せた場合、ボディータッチなどで褒めたり、ご褒美のオヤツを与えたりする=促進

ことをシッカリ意識して、躾けてみてください。

あとは、あなたの犬と楽しく会話しながら、散歩に連れて行ってあげてください。

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