犬が食事を食べ過ぎると?

犬の摂食量は?

大半の健康な犬は、自分の適正な摂食量を理解しています。

離乳期(一般的にはふやかしフード)を終えた子犬の摂食量は、ピーク期(生後6~8ヵ月)に向かって、ドンドン増えていきます。

その後は徐々に減って、小型犬ですと生後10~12ヵ月齢、大型犬は2歳位までに、子犬用に比べて量の割にカロリーが少ない(かさばる)大人用のドッグフードへ、切り替える必要があります。

大人用のドッグフードへ切り替えると、シニア期の後半まで、一般的に摂食量は安定します。

良質なドッグフードの袋の裏面には、犬の体重毎の適切な摂食量が記載されています。

もちろん、個体差はありますので、記載値から1~2割程度の誤差は全く問題ありませんが、あなたの犬に与える量の参考になります。

あなたの犬に与えるドッグフードの量は、食べっぷりとうんちを観察しながら、慎重に判断してください。

摂食量が少な過ぎる場合は、お腹が膨らまない、即完食してもお皿を舐め続けている、うんちが排泄直後でも硬過ぎる、食糞する、といった症状が見られます。

次回のドッグフードから、量を1割程度増やしてあげてください。

では、摂食量が多過ぎる場合は?

犬にドッグフードを与え過ぎたときは?

以下の3通りの結果になります。

1)食べ残す。
もっとも賢いワンちゃんです。この結果が、一番多いと思います。

2)お腹を下す。
全部食べて、軟便を排泄します。重篤な場合は、下痢を排泄します。二番目に多い結果です。
ただし軟便は、重篤な病気のサインでもあります。また食糞しても、軟便を排泄することが多いです。
したがって、健康状態を注意深く観察する必要があります。元気に走り回っている仔の軟便の原因は、大半のケースで食べ過ぎです。

3)お腹を下すことなく際限無く食べて、結果として太ってしまう。
一番少ないパターンですが、もっとも困る結果です。その理由は?

適正な摂食量を見極めることが出来ない

自分の皿を即完食して、すぐ他の犬の皿を奪いに行ったり、いつまでも空の皿を舐め続ける仔を、私はブリーダー犬舎時代に数多く見てきました。

このような仔は、ドッグフードの量を増やしてもすぐに完食してしまうし、無視すると自分のうんちに手を出す(食糞する)こともあります。

そして、正常なうんちを大量に排泄します。

犬の適切な摂食量は、食べっぷりとうんちの状態で判断します。したがってこのような状態では、適切な摂食量を見極めることが出来ません。

運動意欲の減退により、思わぬ結果を招く

あなたの犬が食べ過ぎて太ると、体が思い通りに動かないことにより、運動意欲が徐々に減退します。

運動意欲の減退は、明らかな肥満を招き、若年代でも足腰を退化させて、歩行障害に至ることもあります。

そして、脱臼・骨折などの思わぬ怪我に繋がってしまいます。

肥満は、いろいろな病気の原因にもなる

あなたの犬が肥満になると、まず胃拡張に始まり、糖尿病やヘルニアなど、消化器疾患に限らない、いろいろな病気の原因になります。

栄養不足による痩せ過ぎもダメですが、肥満は、病気という痩せ過ぎとは比較にならない程のリスクを伴います。

では、食べ過ぎの犬はどうしたら治るか?

摂食量を制限する方法

あなたの犬が、ドッグフードの袋に書かれている摂食量とかけ離れて食べ過ぎたり、見た目が明らかに太り過ぎの場合は、将来の怪我や病気罹患に備えて、まず摂食量を制限してみてください。

摂食量を制限する場合は、量を一気に落とすのではなく、まずおやつを止めて、その後食糞に注意しながらドッグフードの量を少しずつ減らし、胃袋を徐々に小さくしていきましょう。

それでもダメなときは、かかりつけの動物病院で診断を受け、先生の指示によりダイエット(シニア)フードへ替えてください。。

ただ子犬期は、成長に必要な最低限のカロリーを摂取しなければなりません。子犬限定ですが、「少し太いかな?」程度はOKです。

食事の回数

結論から言えば、犬種にかかわらず、幼犬期は1日3~4回、子犬期は2~3回、成犬期は2回、シニア期は2~3回程度が適当です。

1日あたりの適切な摂取量を、摂取回数に分けて与えてください。

数十年前までの和犬がメインだった時代は、犬の食事は1日1回が常識でした。

ただ現代では、人間と同様に、摂食回数が少ないと栄養過多になりやすいことがわかっています。

食器を工夫する

あなたの犬が、食事を数秒で完食してしまうなど、摂食時間が早過ぎる場合も、胃拡張や栄養過多の心配があります。

ペット用品店やネットショップで、凹凸の形状で犬がフードを舐め取り難い食器が市販されていますので、活用してみてください。

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