犬のうんちから見る健康チェックの方法

健康上に問題がある犬のうんちは?

犬の排泄直後のうんちは少し柔らかめですが、その大半を掴み取ることが出来れば、健康上に問題はありません。
健康な犬のうんちの排泄回数は、一般的に食事の回数+1~2回ですが、個体差はあります。
あなたの犬の排泄回数が、極端に多過ぎたり少な過ぎたりしなければ、気にしなくても構いません。

健康上の問題は、臭い(誤食や食べ過ぎによる消化不良)、硬さ(軟便・下痢・便秘)、色(出血)などで見極めます。

誤食や食べ過ぎは、食事の管理で治せます。
ここでは、かかりつけの動物病院での加療が必要な、軟便・下痢・便秘・出血について説明します。

軟便と下痢の原因

掴み取ると簡単につぶれるうんちを軟便、最初から形状を成していないうんちを下痢といいます。
軟便と下痢は、健康悪化の兆候となることが多く、特に注意が必要です。

軟便と下痢の原因は、大きく分けて、以下の3つです。

1)食べ過ぎ
元気に走り回っている仔の軟便や下痢の原因は、大半が食べ過ぎです。
食べ過ぎは、肥満の第一要因です。

2)ストレス
人と同様に、ストレスでも軟便や下痢になることがあります。
ストレスは、重症化すると回復に時間がかかり、他の疾患の引き金にもなり得るので、注意が必要です。

3)回虫や寄生虫の活性化・内臓疾患

もともと体内に住み着いている回虫や寄生虫が活性化すると、下痢が短時間で悪化します。
下痢の悪化は、犬の体力を奪ってしまいます。普段の元気が無くなり、グッタリしますので、すぐにわかります。最悪の場合、死に至ることもありますので、特に注意が必要です。

内臓疾患でも、下痢になることがあります。この場合も、症状は急激に悪化して、元気が無くなります。

軟便と下痢の対応策

かかりつけの動物病院での加療が必要な軟便や下痢は、短期間で悪化するかどうかで見分けます。

食べ過ぎやストレスによる軟便や下痢は、原因を克服(摂食量を減らしたり、ストレスを低減したり)出来れば回復します。
ひどい下痢で無い限り、元気に走り回っているなど、他の健康状態に問題が無い前提で、食事制限やストレス解消等の処置をしたうえで、1~2日程度は様子を見てください。

回虫や寄生虫の活性化(虫の死骸がうんちに混じることも有ります)や、内臓疾患による軟便や下痢は、原則短時間で悪化して犬の体力を奪います。
軟便や下痢が短期間で悪化する場合は、直ちにかかりつけの動物病院を受診して、原因を突き止めて適切な処置を受けてください。

あくまで応急処置ですが、人間用のヴィオフェルミンの細粒を人間の赤ちゃんと同じ分量で投与すると、一時的に悪化が止まることがあります。
仮に、食べ過ぎやストレスが原因の軟便や下痢の場合は、これだけで治ってしまうこともあります。
ただし、あくまでも応急処置ですから、回虫や寄生虫・内臓疾患が原因の場合は、動物病院の受診で原因を突き止めて、適切な処置を受けなければなりません。

便秘

犬は、基本的に便秘にはなり難いとされていますが、下半身の怪我、カルシウムの過剰摂取、甲状腺機能障害など様々な怪我や病気によって、便秘になることもあります。

応急処置としては、より多く水分を与えることです。ドライフードを多めの水でふやかしたり、ウエットフードや缶詰を与えても良いでしょう。

1~2日程度であれば経過を観察しても結構ですが、急に元気が無くなったり長く便秘が続くようであれば、かかりつけの動物病院を受診してください。

血便と血尿

血便は、最低限内臓疾患の兆候と判断し、直ちにかかりつけの動物病院を受診してください。
軽症の場合は、うんちに少量の血が混じり、見た目で判ります。
重症の(出血量が多い=特に緊急を要する)場合は、うんちが黒ずみます。

血尿の場合も、血便と全く同様に判断し、直ちにかかりつけの動物病院を受診してください。

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